簿記知識集は、日商の簿記検定での３級、２級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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損害保険は、偶発的な事故による経済的な損害を補てんすることが目的です。例を挙げると、火災保険、運送保険、傷害保険、旅行保険、盗難保険、労働者災害補償保険、損害賠償保険、自動車損害賠償保険、動産総合保険、長期総合保険などがあります。会社が負担する保険料で、公的な厚生年金保険、健康保険、雇用保険、労災保険の保険料は、「法定福利費」で処理をします。損害保険料は、いわゆる「掛け捨て」の場合は、「保険料」として支払い時に費用とし、また、同じ保険でも貯蓄性のあるものは、保険契約の終了時または保険事故の発生時までは原則「資産」として計上します。
【仕訳例】
建物の火災保険料として現金10万円を支払った。
（借 方） （貸 方）
保険料 100,000 現 金 100,000
【保険金を受け取った場合の仕訳例】
火災が発生し、保険会社から保険金300万円を現金で受け取った。
（借 方） （貸 方）
現 金 3,000,000 雑収入 3,000,000
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