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「賃借料」は、事務所や駐車場の地代や家賃などの不動産の使用料、機械や備品・車両などの使用料を支払い時に処理する勘定科目です。
ただし、不動産の使用料は「地代家賃」という勘定科目を使用し、機械や備品・車両の使用料については「リース料」という勘定科目を使用する場合もあります。
実務的に注意することは、「賃貸借契約書」の保管・管理です。
最近は、機械や器具でも少額な物までリース契約をする場合が増えてきましたので、会社で使用している機械・器具などがリース物件なのか、会社保有の固定資産なのか、はっきりわかるように管理しなくてはいけません。
また、関係会社や親子会社間でのリース契約もありますが、税務的に問題になるところですので注意しましょう。
広告宣伝費として支出したもので、1年以上の長期にわたる契約で、広告料あるいは広告用資産の賃借料などを前払いした場合の翌期以降のものについては、「前払費用」という資産に属する勘定科目で処理をします。
たとえば、雑誌などの年間決め広告料の前払いや、広告塔の年決め契約料の前払いなどがこれにあたります。
＊広告宣伝費は、会社そのものや、会社で取りあつかっている商品を、消費者に知ってもらうための告知費用です。交際費と区別がわかりにくい費用でもあります。
例
テレビやラジオなどのコマーシャル、新聞や雑誌に求人広告を載せる費用、新聞や雑誌に広告を載せる費用など。
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