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仕入帳からの転記

仕入帳や仕入先元帳からの転記

 商品と一緒に「納品書」が送られてきた時は、まず振替伝票を起票し、「総勘定元帳」に転記します。

この時、「仕入帳」や「仕入先元帳」といった補助簿にいったん記入してから定期間の合計金額を「総勘定元帳」ぶ合計転記する方法は、売上の場合の「売上帳」「得意先元帳」と「総勘定元帳」との関係と同様です。

商品の種類が多い時は、「仕入帳」を補助簿として使用し、仕入先が多い場合は「仕入先元帳」を補助簿として使用します。

*売上帳や得意先元帳と同じで、仕入帳や仕入先元帳も経理だけのものではありませんので、誰が見ても簡単に分かるようにすることも大切な作業です。

得意先元帳を作る

 得意先が多い場合は「得意先元帳」を作り、各得意先の売掛金の残高などは、この帳簿で管理します。売掛金は、これを回収して初めてお金になるので、いつ、どこの得意先にいくらの売掛金の残高があるか、ということをちゃんと管理しておきましょう。

そのため、「総勘定元帳」とは別に「得意先元帳」という補助簿を作成し、ここで各得意先の売掛金の残高の管理をします。

実務上は、「売上帳」と「得意先元帳」を1冊の補助簿にして管理していることもあります。       

*売上帳や得意先元帳は、経理だけのものではありませんので、誰が見ても簡単に分かるようにすることも大切な作業です。


売上帳を作る

会社にとって、売上の管理はとても大切な仕事です。

売上の大きさは会社の業種や規模によって変わりますが、商品の品目や数量、売上の頻度が高い場合などでは、売上を管理するため、「売上帳」という補助簿が必要になってきます。

総勘定元帳でも売上高を知ることはできますが、いつ、だれに、どのような商品を、いくらで、何個販売したか、といったようなことは、総勘定元帳ではわからないので、「売上帳」を作成してこの帳簿で管理します。

また、毎日の売上を管理する必要がある時は、「日計表」を作ってその日その日の売上を管理します。そして、店舗別、担当者別に売上高の管理をする時もあります。

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