簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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給料などを支払う場合、給料から社会保険料や所得税を差し引きます。この差し引いた社会保険料や所得税などは、原則として翌月10日までに社会保険事務所や税務署に支払います。つまり、給料の支払日から翌月10日までの間は、会社が社員からこれらの金額を預かっているということになります。これらの預かった金額は「預り金」勘定(負債)で処理します。
【処理例】
① 社員に対する給料20万円の支払に際し、源泉所得税1万円と社会保険料5,000円を差し引き、現金で支払った。
(借 方)
給 料 200,000
(貸 方)
預り金 15,000
現 金 185,000
② 翌月10日に預かっていた源泉所得税、社会保険料を現金で納付した。
(借 方)
預り金 15,000
(貸 方)
現 金 15,000
・預り金
(借 方) 支払高 | (貸 方) 預り高
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