簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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伝票から総勘定元帳への転記方法は以下です。
①日付欄に取引の日付を記入。経理では、日付は重要な事項ですので、必ず記入してください。
②摘要欄に仕訳の相手勘定科目を記入。相手勘定科目が2つ以上ある場合は、「諸口」と記入します。
③仕丁欄には、その取引が仕訳された仕訳帳のページ数を記入。仕丁は、仕訳丁数(ページ数)を省略した表し方です。仕丁欄を記入することで仕訳帳の何ページからこの総勘定元帳に転記したかの確認が可能となります。
④借方欄と貸方欄には、金額を記入。
⑤残高欄に、その時点での勘定残高を記入。勘定が借方残高のときは「借又は貸」の欄に「借」と記入し、貸方残高のときは「借又は貸」の欄に「貸」と記入します。
伝票に記載されている勘定科目と金額を総勘定元帳に書き写す作業を「転記」といい、簿記の大切な作業の1つです。
伝票から、ひとつひとつの取引の仕訳を総勘定元帳に転記していくことを「個別転記」といいます。
また1日分、1か月分などというように、複数の伝票の仕訳金額をまとめて合計して転記する場合を「合計転記」と呼びます。実務的には、ほとんど合計転記の方法をとります。
出金伝票は青色で印刷されていて、現金の出金に関する取引に使用し、現金の出金取引は貸方が現金なので、出金伝票には現金の相手勘定科目(借方勘定科目)と金額を記入するだけで仕訳をできます
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