簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
« 主要簿 補助簿 総勘定元帳 証憑 | 簿記知識集トップページ | 約束手形 »
簿記上、現金勘定に記入されるものには、通貨(紙幣や硬貨)、他人振出小切手、郵便為替証書、送金小切手などがあります。
どんな会社や商店でも、現金の取引が頻繁に行なわれます。そこで、現金の管理を徹底するために総勘定元帳の現金勘定への記入の他に、現金の出納については「現金出納帳」という補助簿を作成して、これに明細を記入していきます。
これで、毎日の入金や出金、残高を管理します。
会社やお店が大きくなるにつれて、現金の入出金が多くなり、間違いも多くなります。そこで、当座預金を使用して支払をすれば、金融機関にも記録が残るので、出納管理は効率的になります。
「当座預金」は、定期預金や積立預金のような貯蓄目的の預金ではなく、おもに代金決済のための預金です。
当座預金の特徴は、無利息であることと、預金の引出しは原則として小切手を振出す方法がとられます。
当座預金の預入と引出しの明細は、「当座預金出納帳」に記入します。
会社の預金には当座預金のほかに、普通預金・定期預金・納税準備預金など、銀行や信用金庫などの預金や郵便局の貯金などがあります。これらの預貯金は「預貯金出納帳」で管理します。
例えば・・・・○○銀行普通預金・○○銀行定期預金などのように、個別に勘定科目を作り記入します。
総勘定元帳への記入方法 伝票から総勘定元帳への転記方法は以下...
入金伝票 入金伝票は赤色で印刷されていて、現金の入金に関する...
「現金出納帳」への記入 簿記上、現金勘定に記入されるものには...
「主要簿」と「補助簿」 帳簿には、仕訳帳や総勘定元帳のように...
取引が発生したら 「仕訳帳」 に記入しなければなりませんが、...