簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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入金伝票は赤色で印刷されていて、現金の入金に関する取引に使用し、現金の入金取引は簿記の仕訳では必ず借方は現金となるので、入金伝票には現金の相手勘定科目(貸方科目)と金額を記入するだけで仕訳をできます。注意事項、金額の書き方や訂正は、帳簿記入と同じように正しく行ないましょう。1枚1枚の伝票の合計金額も必ず入れてください。
たとえば、魚屋さんが仕入れた魚は8万円で、それを18万円で売った場合の儲けはどうなるでしょうか?
18万円-8万円=10万円
これが損益法です。これを簿記の言葉では、「会計期間における収益から費用を差し引いて利益を計算する方法」といいます。
「損益法の計算式」
総収益-総費用=当期純利益
たとえば、10万円を持って、魚屋さんが魚を仕入に行ったとします。仕入れた魚を売って、20万円もっていたとすると、魚屋さんがいくら儲かったことになるでしょうか?
20万円-10万円=10万円 (10万円の儲け)
これが財産法の考え方です。最初のお金と商売が終わったときのお金を差し引きをして計算します。
これを簿記では、「会計期間の期末資本と期首資本との差額によって利益を計算する方法」といいます。
「財産法の計算式」
期末資本-期首資本=当期純利益
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