簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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取引が発生したら 「仕訳帳」 に記入しなければなりませんが、多くの人が働いている商店などでは
取引を1冊の仕訳帳に発生順に、ひとつひとつ記入していくということが実際上とても大変です。
そこで、仕訳帳にひとつひとつ仕訳を記入していくよりは、伝票を使ったほうが作業の分担がスムーズに行なうことができ、仕事の効率を高めることができるのです。
伝票会計制度は、何種類の伝票を使用するかにより、1伝票制、3伝票制、5伝票制にわけることができます。
≪1伝票制≫とは・・・・仕訳帳の代わりに 「仕訳伝票」 と呼ばれる伝票に記入する。
≪3伝票制≫とは・・・・現金の入金に関する取引は 「入金伝票」 と呼ばれる伝票に記入する。
現金の出金に関する取引は 「出金伝票」 と呼ばれる伝票に記入する。
現金に関係のない取引(振替取引)は「振替伝票」と呼ばれる伝票に記入する
≪5伝票制≫とは・・・・「入金伝票」「出金伝票」「振替伝票」の他に、「売上伝票」「仕入伝票」を加え
5種類の伝票を用いる方法を5伝票制といいます。
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