簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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簿記は、会社の営業のすべてを帳簿に記録・集計する作業ですが、会社の活動の中でも「簿記上の取引」となるものだけを記録することになります。取引は3つに分類されます。
①一般的には取引といわれるが簿記上では取引にならない場合。
②一般的にも簿記上も取引となる場合。
③一般的には取引といわないが簿記上では取引になる場合。
会社の資産、負債、資本が増減しない場合にあたります。具体的には、次のような場合です。
☆取引先と商談をして商品の注文をもらう。
☆仕入先に商品の注文をする。
☆銀行に借入れの約束をする。
☆新しく従業員を雇い入れる。
これらのような場合は、会社の資産、負債、資本に増減がなく、簿記上の取引にはなりません。
会社の資産、負債、資本が増減する場合にあたります。具体的には、次のような場合です。
☆商品を仕入れる。
☆商品を販売する。
☆銀行からお金を借りる。
☆給料を支払う。
以上のような場合は、一般的にでも取引となります。
会社の資産、負債、資本が増減する場合です。具体的には、次のような場合です。
☆会社所有の建物が地震で倒壊した。
☆店に保管していた商品が盗まれた。
以上のような場合は、一般的には取引とはいいませんが、簿記上では取引となります。
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