主要簿補助簿総勘定元帳証憑

簿記知識集は、日商の簿記検定での３級、２級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。

帳簿には、仕訳帳や総勘定元帳のように簿記の基本となる重要な帳簿があります。

この２つの帳簿を「主要簿」といいます。

また、主要簿の記録を補う帳簿を「補助簿」といいます。補助簿は仕訳のときに必要な補助記入帳と転記のときに必要な補助元帳に分類されます。

＊補助記入帳・・・・・・・・特定の取引の発生した順に明細な記録を行なう帳簿をいいます。
　　　　　　　　　　　　　　　「現金出納帳」・「当座預金出納帳」・「小口現金出納帳」・「仕入帳」・「売上帳」
　　　　　　　　　　　　　　　「受取手形記入帳」・「支払手形記入帳」があります。

＊補助元帳・・・・・・・・・・特定の勘定について明細を記録する帳簿をいいます。
　　　　　　　　　　　　　　　「商品有高帳」・「得意先元帳」・「仕入先元帳」があります。　

伝票で仕訳が終わったら、次にそれぞれの伝票から現金は現金、売掛金は売掛金というように勘定科目ごとに整理するために帳簿に記入していきます。この帳簿を「総勘定元帳」といいます。

「総勘定元帳」は略して「元帳」ともいわれます。伝票に記入されている勘定科目と金額を総勘定元帳に
書き写す作業を「転記」といい、簿記では重要な作業になります。

企業では、毎日の営業活動で取引が発生した場合、その事実を証明するため取引相手と書類を交わします。その書類を「証憑」（しょうひょう）といい、帳簿に記録する際の基礎的な資料となります。

≪相手側からもらう証憑≫として
①納品書・②領収書・③注文書・④受領書などです。

≪会社側が手元に残しておく証憑≫として
①納品書の控え・②請求書の控え・③領収書の控え・④注文書の控え・⑤振出した小切手の控え
⑥支払手形の控え・⑦宅配便の発送の控えなどです。

生涯学習のユーキャン: テレビCMでおなじみのユーキャンの通信講座は長年のノウハウのから、
分かりやすさと学習効率にの高い教材や専門の講師陣、充実したサポートがあり、
自分にあったスタイルで資格取得のスキルが身につきます。

資格の大原: 「本気になったら大原」のCMでおなじみの資格の大原です。
お近くに大原の学校がある方は通うという選択もありますので通信講座と使い分けるといいでしょう。
レベルの高い講師陣による最適なアドバイスをうけることができます。

総勘定元帳への記入方法伝票から総勘定元帳への転記方法は以下...

入金伝票入金伝票は赤色で印刷されていて、現金の入金に関する...

「現金出納帳」への記入簿記上、現金勘定に記入されるものには...

「主要簿」と「補助簿」帳簿には、仕訳帳や総勘定元帳のように...

取引が発生したら　「仕訳帳」　に記入しなければなりませんが、...

簿記知識集