簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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会社で毎日行なわれる営業活動は、そのすべてについて記録しなければなりません。
これらの取引を一定のルールに従って分類していきます。
「簿記上の取引」を帳簿に記録するための準備の為、まず「仕訳」という作業を行ないます。
具体的には、取引の発生により増減した資産・負債や資本や発生した収益および費用を、左側の借方と右側の貸方に分類することをいいます。
1 勘定科目を選ぶ
「簿記上の取引」は、必ず2つ以上の勘定科目の増減が含まれます。その取引において、どの勘定科目が増減しているかを、まず選び出します。
2 借方、貸方への振り分け
選び出した勘定科目を、仕訳のルールに従って借方と貸方に振り分けます。
勘定科目を借方に記入するか、貸方に記入するかは勘定科目の性質と増加、減少によって異なります。
*資産グループに属する勘定科目
増加の場合→借方へ記入
減少の場合→貸方に記入
*負債および資本のグループに属する勘定科目
増加の場合→貸方に記入
減少の場合→借方に記入
*収益グループに属する勘定科目
発生の場合→貸方に記入
*費用のグループに属する勘定科目
発生の場合→借方に記入
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