簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
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貸借対照表は、会社の一定時点の財政状態を表すもので、資産・負債・資本の一覧表なのです。
では、「資産」とはどのようなものか?資産とは、お金の使い道を表しています。具体的には
(現金・預金・備品・車両運搬具・建物・土地・受取手形・売掛金・)などが資産となります。
では、「負債」とはどのようなものか?負債とは、資産を手に入れるためのお金の出所を表しています。
(支払手形・借入金・買掛金・預り金・未払金)などが負債となります。
では、「資本」とはどのようなものか?資本とは、「資産」と「負債」との差額、つまり純財産(純資産、正味財産とも呼ばれます)を「資本」といいます。具体的には、会社の元手の資金と会社が営業活動により
稼いだお金の合計です。
貸借対照表は、会社の一定時点(決算期)の財政状態を明らかにするための報告書で、資産、負債、資本を一覧表にまとめられています。この関係を等式で表すと、次のようになります。
資産-負債=資本・・・・・これを【資本等式】といいます。資本等式を変形して、負債を右辺に移すと
資産=負債+資本・・・・・これを【貸借対照表等式】といいます。
貸借対照表は【貸借対照表等式】に基づいて作成され、資産を左側に、負債+資本を右側に表示します
左側の資産の総額と、負債と資本の合計額はつねに一致します。
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