簿記知識集は、日商の簿記検定での3級、2級をとるための基礎知識を調べました。また大原などの簿記試験の一助になる情報も記載しております。簿記の通信講座や学校など簿記資格の取得に興味のお持ちの方にお役に立てていただければ幸いです。
会社では毎日、多くの取引が行われています。商品を仕入れる、商品を販売する、給料を支払う
手形の決済をする、など、会社の業務を記録し、それをもとに決算書を作成する。それまでの一連の
手続きの方法が「簿記」といわれています。
「簿記」という言葉の意味は、帳簿記入の略であるといわれています。帳簿の「簿」と記入の「記」を
とって「簿記」と名づけられたそうです。
・簿記の目的
<簿記の目的のその1>
会社の財産の状態や借入金の大きさなどを計算して、明らかにすることが簿記のひとつの目的です。
会社の財産の状況を明確にする表を「貸借対照表」といいます。「貸借対照表」とは、財産(資産)、借入金(負債)、との差額の正味財産(資本)の状況、つまり会社の財政状況を明らかにするものなのです。
<簿記の目的その2>
会社の一年間の営業活動の結果、どれだけ利益が出たのか(もうけたのか)という、会社の経営成績を明らかにすること、これも簿記の目的です。会社の経営成績を明らかにする表を「損益計算書」といいます。
・簿記の流れ・・・・ 簿記の全体的な流れは次のようになります。
①伝票で取引を仕訳する。②帳簿に記入する。③試算表を作成する。④決算書を作成する。
このように、仕訳は簿記のスタートラインであり、決算は簿記のゴールといえるでしょう。
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資産,負債,資本,費用,収益
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